麺匠 一鯛一のこだわり

こだわり

酸味・苦味・甘味・辛味・塩味を表す“五味”に加え、“人間味”という六番目の味をお客様とともに作り上げていきたいという想いを込めて作り出した魚骨スープ。

お客様のことを何よりも第一に思う「人間味」を大事にしている大将だからこそ、鯛の旨味を最大限に引き出すべく長年の歳月を費やし、一切の妥協を許さずこだわり抜いて生み出したスープ。

料理人の苦悩と愛情がこもったスープは味わいが深く、濃厚。
その秘密は、真鯛を使用し、澄み切った純粋な魚の味を引き出しているからです。さらに、和食のように丁寧に長時間かけて下処理することで鯛のエキスが凝縮された繊細で濃厚な味わいのスープが誕生しました。

『一鯛一』の主役はスープです。

この舞台では麺やトッピングはメインキャストを引き立てるエキストラとして厳選。麺はスープと一緒にすすった時に風味を感じられるように絶妙なバランスの弾力に仕上げており、トッピングは様々な食感や味の変化を生み出します。
麺やトッピングと一緒に食べることで主役のスープの違った表情をお楽しみください。

魚骨スープ誕生秘話

「拉麺でも合うんじゃない?」お客様からのその一言がこの物語の始まりだった____

「魚の王様」といえば鯛。この高級魚である鯛をムダなく使いこなすために、一般的には鯛を切り身にして、皮を焼いて、身を刺身にして、あらを煮て、頭や骨まで使うのが料理人としては当たり前でした。しかし、大将は何かが違うと感じていました。どうしても、この美味しい鯛の味わいをお客様にもっと存分に楽しんで欲しかったのです。

そこで大将はひらめき、鯛の頭と骨を使って、スープを作ることにしました。
九州だからこそ豚骨ではなく同じように白濁したスープを鯛の頭と骨を使って作り、最初はコースの中の一品であるしゃぶしゃぶとして提供していました。
最後にそれを雑炊にするか、九州ならではの島原素麺や煮麺にするか、ここから物語が誕生します。

あまりに人気だったため、コースの最後に煮麺として出すようになったら、お客様からの「拉麺でも合うんじゃない?」という声があまりにも多く、その想いに応えるべくお客様と一緒に編み出したのがこの魚骨のスープ。

「割烹味美」25年の歴史の中でお客様と共に作り上げた、福岡ならではの魅力を盛り込んだ大将が大事にしている「人間味」が詰まった愛情スープ。この魚骨スープは、まるで神秘的なエキスが詰まっているかのように、深い旨みと豊かな味わいが特徴です。スープには、鯛の頭や骨を煮込んで取り出した出汁が使われ、煮麺と一緒に頂くと、まさに極上の味わいが広がります。

この鯛の魚骨拉麺は、大将とお客様が共同で作り上げた、まさに愛情の結晶です。その美味しさは、一度食べたら忘れられない、まさに「魚の王様」ならではの味わいです。

割烹料理屋『味美』の『魚骨拉麺』

九州一の繁華街、福岡中洲に軒を連ねる名店「割烹味美」の主人、河原畑豪二氏。ミシュランガイドで星を獲得した経歴を持つ彼が、長年の苦労の末にたどりついた究極の出汁を使用した『魚骨拉麺』が生まれました。

「割烹味美」のコースの〆でも大人気の独特の白濁したスープは、豚骨はもちろん鯛塩拉麺など従来の鯛系拉麺とも大きく異なり通の間でも注目を浴びています。